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クラミジアが感染した時に発症する症状と治療する為に必要な知識

2020年04月24日

クラミジアは日本で最も多い性感染症ですが、自覚症状が乏しいため見過ごされやすいとされています。男性の場合は約50%、女性の場合は約80%の人が目立った症状が現れないと言われており、早期発見が遅れてしまうケースが少なくありません。

この感染症の症状は男女で異なりますが、男性の場合は尿道炎の症状が現れます。尿道のかゆみや排尿時の痛み、白濁した分泌物が尿道から生じるなどが尿道炎が疑われる代表的な症状です。男性の場合は女性よりも症状が現れやすいものの、かゆみや痛みが比較的軽度であることが多いため、見過ごされてしまったり、気が付いても放置されてしまったりするケースが少なくありません。一方、女性の場合はおりものの増加や変色、排尿時や性交時の痛み、下腹部の痛み、不正出血などの子宮頸管炎の症状が現れることがあります。クラミジアは、男性よりも女性の方が患者数が多いとされていますが、自覚症状が現れにくいため感染に気が付くのが難しく、放置されやすい傾向があります。

また、クラミジアの潜伏期間は1~3週間程度です。コンドームを使用しない性行為など感染リスクのある行為を行ってから1~3週間程度で尿道炎や子宮頸管炎の症状現れた場合、高確率で伝染している恐れがあります。クラミジアは自然治癒することもあると言われていますが、放置していると重症化する恐れがあるため、体に異変を感じたら早期段階で検査を受けて治療につなげることが重要です。

クラミジアの治療には、ジスロマックなどの抗生物質が使用されており、正しく服用すれば高確率で完治しますが、治療が上手くいかないケースもあります。そのため、治療が終わったら、必ず再検査を受けて完治したことを確認することが重要です。治療が失敗した場合は、治療期間を延長する必要がありますが、場合によっては種類の異なる抗生物質が使用されることもあります。

また、クラミジアの治療において非常に重要となるのは、パートナーに打ち明けて一緒に治療を行うことです。前述したようにクラミジアは自覚症状が乏しい性感染症であり、たとえ症状が現れていなくても性行為によってパートナーへと感染させてしまいます。そのため、自身がクラミジアであった場合、知らず知らずのうちにパートナーへと感染させてしまっている可能性が非常に高いと言えます。つまり、自分だけが治療を行って完治させたとしても、パートナーが感染していた場合は、性行為を行うことで再感染してしまうリスクが高いということです。なお、クラミジアを確実に完治させるには、治療期間の性行為は避けた方が無難でしょう。