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ジスロマックを服用する前にアレルギー症状がでないか調べる重要性

2020年04月07日
薬を飲む男性

ジスマロックは、クラミジア治療に広く使用されているマクロライド系の抗生物質ですが、非常に稀ではあるもののアレルギー症状が引き起こされることがあります。そもそもアレルギー症状は、人間の体内に侵入した異物を排除するための免疫機能が過剰に反応してしまうことで引き起こされます。免疫機能が過剰反応を引き起こす物質のことをアレルゲンと言い、花粉や食物、ダニなど様々なものがありますが、医薬品がアレルゲンとなることもあります。

医薬品の中には、アレルゲンとなりやすいものが何種類かあるとされていますが、クラミジア治療に用いられる抗生物質もその中のひとつです。一口に抗生物質と言っても、その種類は様々ですが、マクロライド系の抗生物質であるジスロマックは他の抗生物質よりもアレルギー反応を起こしにくいとされており、安全性が高いことで知れています。特に、ペニシリン系の抗生物質で稀に引き起こされる重篤な症状に陥ることはほぼありませんが、ジスロマックが100%安全と言い切ることもできません。

一般的に医薬品によってこの反応が引き起こされると、皮膚に発疹や発赤、かゆみなどが生じることが多いとされていますが、呼吸器や胃腸、肝臓や腎臓などの部位にも症状が現れることもあり、その症状は様々です。また、発生する症状は軽度であることが多いものの、場合によってはアナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状が引き起こされることがあります。アナフィラキシーショックは急激な血圧低下や呼吸困難、意識障害を伴い、命を落とす可能性もある非常に危険な状態です。もしも、過去にジスロマックを使用したことがあり、何らかのアレルギー症状が起きた経験がある場合、体内に抗体が生成されているため、再びジスロマックを服用すると免疫機能が過剰に反応してしまいます。

特に、アレルギー体質の人は、ジスロマックを服用することで何らかの症状が引き起こされる可能性が一般的な人よりも高くなるため注意が必要です。また、アレルギー体質は遺伝することが知られているため、家族内に何らかのアレルギーを持つ人がいる場合も注意する必要があります。ジスロマックに限りませんが、過去に医薬品を使用してアレルギー反応が疑われる症状が発生したことがある場合は、重症度に関わらず必ず医師にその旨を伝えるようにしましょう。

なお、医薬品によるアレルギーの検査方法としては、パッチテストやプリックテスト、内服試験、リンパ球刺激試験などが挙げられます。これらの検査によってジスロマックが陽性になった場合は、その後使用しないようにすることが重要です。